月闇哀華

此処は株式会社トミーウォーカーが運営するWTRPG『シルバーレイン』に登録している真田月斗(b04342)のキャラ(背後含み)の日記です『分からない。知らない』といった人は戻るボタンを

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  君は私で私は君で

 何も知らない世界
 何も知らない心

 知らないものがいっぱいあるその世界に望むもの



 ―冷たき水―


(注意
 ここから先の追記は月斗の過去混じり、アンオフィSSになります。
 苦手な方、嫌いな方は閲覧自粛してください)
 


 暗い闇に包まれた屋敷。
 数々の不気味な骨董品が所狭しと並べられている。
 全ては館の主の趣味。
 今はランプに火が灯され、少し光が其処にある。

「糸切れた人形は地に落ちて、絶望を感じながら新しき糸を待つ…か」
 そのランプを眺めながら座っていた男がポツリと呟く。
 何かを考えながら、伸ばされたその指先は暗闇の中へと埋もれるて見えなくなる。
 そんな自身の手を愛しそうに見ながら、男は少し溜息を吐くのだった。
「…お前はこれでよかったのか? 普通を捨てて、戦う事を選んで?」
 そう問えば男は視線を横へとずらす。
 月明かりを誘い込む為に作られた窓。しかし、今はそれすらない。
 雨音が聞こえるだけ。雷雨という天気が光を遮っているのだ。
「俺と同じ道を辿れば、お前はもっと傷つくのに。二度と普通には戻れないのに…」
 寂しそうな笑顔を浮かべ、その窓をただ見て――

「お前がこの世界に望むものってなんだよ…? なぁ、月…?」

 窓の向こうに見えるは一人の少女。
 雨に打たれながら、ただ虚無を見るかのように空を眺めていた。
「……」
 空に手を伸ばしても、触れるのは雨だけ。
 光なんて其処にはない。
「拾ってくれた事、助けてくれた事。感謝はしてる。でも…」
 掠れ消えるような声は雨音で彼に届く事はない。
「……。力があると教えてくれたのは君だ。だから…私は君のようになりたい…」
 憧れだったのだ。
 自分の全てを変えてくれた彼が。
 彼がいなければ今の自分はなく
 彼がいなければこの世界を知る事なく死んでいたから。
「もし、私が人形ではなく人として役に立てるのなら…。その時は…戦って、死にたい…」

 それが彼女の望み。
 それが彼女の願い。
 ゴーストはびこるこの世界を知ったからこそ。
 知る事が出来たからこそ。

 自分を変える為に
 世界を変える為に
 彼と同じ道を歩み、彼のように笑いたい


 彼女は雨が好きだ。
 全てを流してくれる雨。
 弱音も―
 強気も―
 涙も―
 怖さも―

 全てこの雨と一緒に流れて欲しいから
 雨降る日、彼女は常に外にいるという――
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2009/06/06/Sat 04:29:39   月斗の戯言/CM:0/TB:0/



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